日経アーキテクチュア Special

木材活用フォーラム2016 木材活用を促すための課題を共有し解決への糸口を探る場として様々な情報を提供。

 近年、国が中心となって木材の建築物への活用を更に高めようという施策を進めており、「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」(2010年~)、今年4月1日の「CLTを用いた建築物の一般設計法」の施行等により、建築物を木造化・木質化する機運が高まってきました。我が国の重要な資源である森林の循環利用をうまく進めていくには、木材需要のより一層の向上が求められています。

 一方で実際に建築物への木材利用を高めるためには、設計者の木材活用を促す情報や各種法律・制度の整備、流通、また、施主が求める経済効率や意匠上の価値向上など、様々な環境整備や情報の伝達が不可欠になってきますが、その点ではまだ充分とは言えません。

 そこで、日経BP社では昨年に引き続き、11月11日(金)に「木材活用フォーラム2016」を開催。木材活用に関する様々な情報を設計者や施工者、また施主に対して提供するとともに、木材活用を促すための課題を共有し、解決への糸口を探る場となることを目指します。

会場案内

「木材活用フォーラム」は、併設会場で開催する「セミナー」と、木材活用に関連する製品や技術を見ていただく「展示会場」、「ミニシアター」でのプレゼンテーションで構成されるフォーラムです。それぞれに事前登録が必要になります。
会場案内
出展/講演企業紹介
プログラムや講演内容・講演時間は変更になる場合があります、開催日直前に再度ご確認いただけますと幸いです。

セミナープログラム(定員各150名/事前登録・無料)

10:30~11:10
戸建てから木造の仕事を広げるための課題解決策
木造住宅を専門としてきた設計者や施工者が、その延長上で保育園・幼稚園・福祉施設などの非住宅を設計する事例が増えてきました。
その際、課題になるのは準耐火・耐火対応や内装制限対応など住宅ではあまり意識しなかった防耐火法令。その課題解決策の要点を事例を紹介しながら解説します。
桜設計集団 代表 安井 昇 氏
11:10~11:40
建築物の木造化・木質化に向けた
ナイスグループのトータルソリューション
建築物の木造化・木質化に関わる初期企画相談から設計、材料調達、加工、施工といったトータルソリューションを紹介。国内最大規模の木材流通プラットフォームを有するナイスグループでは、軸組やCLT、ハイブリッドなど多彩な工法や防耐火仕様を用いて、木材新時代にふさわしいコストとクオリティを満たす木構造建築をサポートします。
すてきナイスグループ 取締役 平田 潤一郎 氏

ミニシアタープログラム(定員50名/事前登録・無料)

※プログラムが満席の際も、当日空席や立見スペースがある場合は、講演開始後にご入場いただける
 可能性があります。お時間がございましたら、是非お立ち寄りください。

主催者講演プログラム

10:30~11:10
【満席となりました】
パネルディスカッション
ここまで来た!中大規模木造の技術と法制度
KUS一級建築士事務所
内海 彩 氏 × 竹中工務店 × 中大規模木造プレカット技術協会 × 林野庁
13:00~13:40
【満席となりました】
パネルディスカッション
RC造やS造を超える木造建築の魅力とは?
KUS一級建築士事務所
内海 彩 氏 × 桧家ホールディングス × 住友林業 × 林野庁
14:20~15:00
【満席となりました】
パネルディスカッション
中大規模木造を実現するファイナンスの実態
三菱地所 × 三井住友信託銀行 × アーク不動産 × 日本不動産研究所 × 林野庁
16:00~16:40
【満席となりました】
木造建築を巡る海外の先進事例
近代建築研究所/HEAD研究会理事長
松永 安光 氏
パネルディスカッション
松永 安光 氏 × 三井住友信託銀行 × 桧家ホールディングス × 林野庁

技術講演プログラム

11:10~11:30
木にはオスモカラー
屋外木部用製品の案内 木造建築での塗装工事のコストダウン
オスモ&エーデル  取締役営業部長
大黒 義之 氏
13:40~14:00
【満席となりました】
木材を上手に活かすための
木材保護塗料と自然塗料という方法
イケダコーポレーション 設計営業部・部長
藤田 宏匡 氏
15:00~15:20
【満席となりました】
乾燥技術が変える日本国産木材の未来
(ウッディ木材乾燥機)
エイコーグループホールディングス 技術部長
林 弘久 氏

出展/講演企業紹介

イケダコーポレーション 自然塗料のパイオニア リボス自然健康塗料
エイコー 乾燥技術が変える日本国産木材の未来「ウッディ低温乾燥機」
江間忠木材 各部門の取扱商品及び施工実例の紹介
オスモ&エーデル ドイツ生まれの自然塗料「木にはオスモカラー」
カネシン 中・大規模木造建築の接合金物
すてきナイスグループ 建築物の木造・木質化のトータルソリューション提案
大建工業 地域材を活用した土足対応WPCフローリング及び不燃壁材
帝人 高機能繊維補強集成材(AFRW)の紹介
ハウディ― ワンランク上の上質な雰囲気を木製サッシで
前田建設工業 前田建設の大規模木造建築技術
自然塗料のパイオニア リボス自然健康塗料

■展示の見どころ
日本の環境に合わせ、リボス社と共同開発した高耐候性木材保護塗料「タヤエクステリア」をはじめ、新製品であるウッドデッキ用オイル「アリス」、白木の素材感をそのままに仕上げる「クノスホワイト」を展示・紹介。天然鉱物で着色した自然塗料のアースカラーと質感が目で見て触れられる。

■製品・技術の特徴
リボス社の亜麻仁オイルは、40℃という低温で時間をかけ抽出方法(コールドプレッシング法)を採用し、天然の酵母やビタミンA・Eが壊れずに残り食品レベルの安全性を保つ。また、ヨウ素価の高い、亜麻仁オイルは木に深く浸透し、硬化密着することで、木の持つ呼吸性と質感をそのままに撥水性と耐候性を高め、木部の状態を長く健康な状態に保つ効果がある。

■特に採用に適した施設・分野など
木材を活用した各種「中大規模木造施設」や安心・安全が最低限必要な「公共施設・文教施設」など。また自然塗料だが、外壁やウッドデッキなど外部にも適用できる「高耐候性塗料」もあるので、メンテナンス時期も長く取れる。

株式会社イケダコーポレーション
〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島4-8-28 FJビル3F TEL:0120-544-453
URL:http://iskcorp.com/
乾燥技術が変える日本国産木材の未来
「ウッディ低温乾燥機」

■展示の見どころ
新開発のウッディ低温乾燥機は、木材で製造された乾燥機で木材を乾燥させるというもの。以前より同種の物は存在していたが、乾燥温度としては、超低温の35℃~40℃で運転乾燥させる。

■製品・技術の特徴
日本の木を原材料とした木箱型乾燥機(乾燥庫)は、超低温式乾燥機。オリジナル技術を駆使して木材の水分を木材の芯から抜き取り、すばやく乾燥庫内の湿度を下げ、低温度乾燥でありながら除湿効果を高める構造で、木材にストレスをかけずに天然乾燥以上の木材に仕上げることができる。この乾燥方法により、含水率を10%前後まで下げ、ひび割れ、そり等を最小限に押える乾燥が可能。

■特に採用に適した施設・分野など
木材製材所並びに、木材加工工場 等

株式会社エイコー 新規ソリューション事業部 技術部
〒542-0081大阪府大阪市中央区南船場2-5-2 エイコービル6F TEL:06-4705-6721
URL:https://www.eicoh.com/
各部門の取扱商品及び施工実例の紹介

■展示の見どころ
【エコライフ事業部】エステックウッドの商品説明と施工事例の紹介
【木造建築事業部】大断面集成材を用いた大型木造建築の施工事例の紹介
【ボード事業部】簡単施工の壁(腰壁)材の紹介

■製品・技術の特徴
【エコライフ事業部】薬剤を一切使用せず、窒素加圧加熱処理により高い防腐性、防蟻牲、寸法安定性を実現した改質木であるエステックウッドの製造、販売。
【木造築事業部】大型木造建築物に特化し、設計協力から材料調達、プレカット加工までトータルでコーディネートする。
【ボード事業部】ベルギーのUNILIN社の特許であるUNI-CLIC実加工で施工を省力化する。

■特に採用に適した施設・分野など
【エコライフ事業部】外構ルーバー、ウッドデッキ、外壁など
【木造建築事業部】大断面集成材を用いた大型木造建築物
【ボード事業部】学校、病院、店舗等の新築・増改築の壁、腰壁

江間忠木材株式会社
〒104-8551 東京都中央区晴海3-3-3 TEL:03-3533-8221
URL:http://www.emachu.co.jp/
ドイツ生まれの自然塗料「木にはオスモカラー」
●物件名:すごうの郷 ●設計事務所名:浅田設計室 ●写真:河合止揚

■展示の見どころ
国産材の意匠性、機能性向上に貢献する外装木部用の自然塗料を中心に紹介する。WP塗り適合製品であるウッドステインプロテクターや、外装用クリアーなどの塗装見本展示、施工事例など。ご希望の方にはお持ち帰り用サンプルを用意。

■製品・技術の特徴
木材会社であるドイツオスモ社が開発した自然塗料。環境負荷が少ないことはもちろん、オスモ社独自のテクノロジーで精製した高品質な植物油のみを使用しており、意匠性だけでなく高い耐久性を発揮する。ISO9001認定工場で徹底した品質管理のもとで生産しており、また、浸透性であるため、リコート性、メンテナンス性に優れている。

■特に採用に適した施設・分野など
木材を外装に使用し長期保護性能が求められる公共施設等。

オスモ&エーデル株式会社 オスモ事業部
〒673-1111 兵庫県三木市吉川町上荒川748-6 TEL:0794-72-2001
URL:http://osmo-edel.jp/osmocolor/
中・大規模木造建築の接合金物

■展示の見どころ
中・大規模木造建築物は構造面においてクリアしなければならない問題が多く、特に接合部は部位ごとに金物を設計し安全性を確認するため、かなりの時間と労力が必要だ。中・大規模建築を木造で設計したい方に向けた製品やサポート体制を紹介する。

■製品・技術の特徴
一般流通している集成材やプレセッターSUなど主に住宅で使用する接合金物に、特注品の大断面集成材や学会基準によって設計された制作金物などを組み合わせることで、自由でコスト合理性の高い中・大規模木造建築の実現が可能である。中・大断面用梁受金物やアンカーの芯ズレを補正する金物、約130kNの引抜きに対応したホールダウン金物などがある。

■特に採用に適した施設・分野など
保育園、学校、老人福祉施設、店舗、作業所、小規模倉庫、など

株式会社カネシン
〒124-0022 東京都葛飾区奥戸4-19-12 TEL:03-3696-6781
URL:http://www.kaneshin.co.jp/
建築物の木造・木質化のトータルソリューション提案

■展示の見どころ
年間100万㎥の木材を取り扱うナイスグループによる木構造建築のトータルソリューションを紹介。様々な産地や樹種、サイズ、規格からなる多彩な製品の調達が可能。
初期構造設計から意匠設計、加工、物流、請負施工、アフター管理に至るまでのワンストップサービスを展開。在来軸組や2×4、CLTを用いた各種ハイブリッド構法、燃え代設計など幅広いバージョンに対応。

■製品・技術の特徴
全国30カ所以上の木材物流拠点と8カ所のプレカット加工工場、150社を超える国内外製材メーカーとのネットワークを活かした流通プラットフォームにより、クオリティとコストを両立させる木造・木質化をサポート。
接合部に鋳造金物を取り入れ、高耐震・高耐久・高精度・短工期を実現するパワービルド工法は幅広い用途に対応し、ドリフトピン方式により経年変化の防止にも寄与。

■特に採用に適した施設・分野など
店舗や老人福祉施設、児童福祉施設など、仮設建築物から大規模建築物まで幅広く対応。木構造との混構造における技術提案をはじめ、耐火・準耐火建築物への対応、モックアップ制作、構造設計、躯体材の薬剤処理、木質化リノベーション、木質アートワーク、家具提案などにも対応。

すてきナイスグループ
〒230-8571 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-33-1 TEL:045-505-5402
URL:http://www.nice.co.jp/
地域材を活用した土足対応WPCフローリング
及び不燃壁材
施工例 黒部宇奈月温泉駅(上)日野市立東宮下地区センター(下)

■展示の見どころ
国内の森林資源の多くを占める杉や桧を、独自のWPC加工で強化することで、これまで地域材活用が難しかった土足の施設や公共施設の床材としても安心して使用できるフローリングに仕上げた。さらに、土足対応でありながら防音性能を付加したフローリングや、突板仕上げの不燃壁材等も展示する。

■製品・技術の特徴
独自のWPC加工とは、木材内部の空隙に樹脂を含浸・硬化させることで木材を強化し、木の表情を生かしながら硬度や耐久性、耐汚染性を高める加工技術。杉や桧を用いても、傷や汚れに強くメンテナンス性に優れた地域材対応床材が実現できる。また壁材についても、「ダイライト」という火山性ガラス質材料(シラス)を原料とする面材に化粧突板を張り付けることで、不燃材料の認定を取得し、内装制限がかかる部位での利用が可能だ。

■特に採用に適した施設・分野など
WPCフローリングについては、耐久性が求められる官公庁の土足歩行部や学校・保育園などの文教施設に特に適している。不燃壁材についても、同様に官公庁や文教施設での採用に適している。

大建工業株式会社 市場開発部
〒101-8950 東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル TEL:03-6271-7873
URL:http://www.daiken.jp/
高機能繊維補強集成材(AFRW)の紹介

■展示の見どころ
建築物への木材活用を促進するためのソリューションとして、自社で長年培ってきた繊維強化複合材料におけるノウハウを基に、アラミド繊維や炭素繊維といった高機能繊維で補強された新規木造建築材料(Advanced Fiber Reinforced Wood)を紹介する。

■製品・技術の特徴
中低層木造建築物に用いられてる集成材を、剛性の高い薄肉化した炭素繊維複合材と貼り合わせて補強する事により、木材の曲げ剛性が2倍以上になることが実証された。この効果により、ロングスパン集成材の小断面化や同スパンで剛性のみを向上させることが可能となる。また、剛性が不足して使用が難しい国産の杉材などの有効利用にもつながる。
加えて、AFRWの特徴を活かした小断面化を可能にする、ラーメン接合技術を検討している。

■特に採用に適した施設・分野など
商業施設、事務所、学校、福祉施設、官公庁建物などで、壁・柱本数を減らす事で、間取りの設計自由度が高い空間を実現したい建物に有効利用できる。また、住宅分野において、天井高を上げながらリビングの広い空間確保や天井懐を取りたい建物に対して部分的な使用も可能になる。

帝人株式会社 高機能繊維・複合材料事業グループ
〒100-8585 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート西館 TEL:03-3506-4136
URL:http://www.teijin.co.jp/
ワンランク上の上質な雰囲気を木製サッシで

■展示の見どころ
全米でトップクラスのシェアを有する、歴史ある木製サッシメーカー「アンダーセン」と「ペラ」を紹介。日本では海外の木製サッシとして導入実績も豊富であり、当社の北関東の工場に在庫。木製サッシの採用が初めてでも、アフターメンテナンスや納期の面で安心して採用できる。

■製品・技術の特徴
EB認定取得の木製サッシ「アンダーセン」は、住宅密集地の建築物や3階建てといった耐火建築物での使用が可能だ。デザインの評価が高い木製サッシ「ペラ」は、ペアガラス+インサイドガラスパネルといった3枚ガラス構造を採用。ガラスの間にシェードやブラインドをセットすることができる。また、シェードやブラインドの面倒な掃除の手間も省くことができるため、デザイン性・機能性に優れた商品となっている。

■特に採用に適した施設・分野など
住宅、店舗、学校等の施設。
木造に限らずRC構造への導入実績もある。

ハウディー株式会社 営業本部 住宅資材第二部 特販課
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-9 KDX御茶ノ水ビル5F TEL:03-6895-0387
URL:http://www.howdy-inc.com/
前田建設の大規模木造建築技術

■展示の見どころ
BCS賞を受賞した住田町役場や現在建設中の桐朋学園仙川新キャンパスの他、近年の大規模木造建築を実現するための木造技術をパネルや映像を用いて紹介する。実際に使用したBIMデータをタブレット上で体験できる他、3Dプリンタで出力したモックアップも展示する。

■製品・技術の特徴
前田建設では木造建築設計のプラットホームとしてBIMを活用しており、大規模木造建築を実現する要素技術(耐火木造メンブレン、ラチス耐力壁等)をビジュアルで一般の方にも解りやすく提示することができる。施工段階の建て方シミュレーションでは周囲の安全性を事業者と確認できる他、火災避難検証シミュレーションでは竣工後の全館避難完了時間の予測を行い、避難訓練時に活用することができる。

■特に採用に適した施設・分野など
公共建築物(庁舎・ホール等)、学校、宿泊施設、展示施設等

前田建設工業株式会社 総合企画部広報グループ
〒102-8151 東京都千代田区富士見2-10-2 TEL:03-05276-5132 
URL:http://www.maeda.co.jp/
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