【NETMarketing Forumキーノートパネル】
「単に売る」から「顧客の心をつかんで売る」へ
ブランドロイヤリティを向上させる価値共創型マーケティング

講演内容

ソーシャルメディアや価格比較サイトでのクチコミが浸透する中で、不毛な価格競争に陥らずにECサイトの競争優位性を維持するには、「商品やサービスを買う経験」を醸成する顧客経験価値(カスタマー・エクスペリエンス)マネジメントが重要になる。
その実現には、ユーザビリティやリッチコンテンツでの訴求など供給者側の論理ももちろん大切だが、それ以上に、顧客の視点から購買に至るプロセスの中での顧客の「インサイト」、つまり顧客がいつ何をどう感じたのかを把握し、また同じサイトで買いたいと思ってもらうことが大切だ。
本セッションでは、顧客経験価値マネジメントとクロスチャネルマーケティングの観点に基づいて売り上げを増大させた具体的事例をもとに、顧客の体験を追跡してECサイトの問題点を洗い出す手法、売上げを増大させるためのヒントについて議論する。

パネリスト

アドビ システムズ社
Scene7 メディアソリューションズ部門
プロダクトマーケティング担当シニアディレクター
シーラ ダルグレン 氏

米国アドビ システムズ社で、オンデマンドのクロスメディアプラットフォーム、Adobe Scene7 のマーケティング活動を統括。
アドビ システムズ社入社前は、同社が2007 年5 月に買収したScene7 の共同設立者として、マーケティング担当シニアバイスプレジデントを務めた。ダルグレンの統括の下、Scene7 は、ダイレクト、オンライン、マスメディアの各チャネルを活用し、ROI に基づく効果測定の枠組みを採用したマーケティング キャンペーンの導入で高い成功を収めた。それ以前は、Broderbund Software 社のプロダクトマーケティング担当バイスプレジデントを務めたほか、Clorox ではマーケティングマネージャーを担当した。カリフォルニア大学バークレー校で会計、財務学の理学士号を、またUCLAでMBA を取得。

アート テクノロジー グループ社
ミッド マーケット部門
マーケティングマネージャー
マーク スティール 氏

米国アート テクノロジー グループ(ATG)社で、北米を中心に、急速に拡大する欧州や東アジア地域におけるミッド マーケット部門を統括。
同社が掲げる“Commerce Anywhere”ビジョンのエバンジェリストとして、ECサイトの購買者の視点に基づいたクロスチャネルのマーケティング戦略を顧客とともに実践している。
ATG社入社以前は、B2B電子商取引プラットホームのカナダTruition社(現:CDC Software社)でセールスディレクターを務めたほか、身体障害者や高齢者など、身体に不自由がある人でもインターネット上の情報にアクセスできるようなサービスを提供するカナダeSSENTIAL Accessibility社の設立メンバーとして活躍した。
トロント大学で法律の学士号を、またトロント大学ロットマン経営大学院にてMBA を取得。

スタートトゥデイ
プロモーション部ディレクター
安田 由華 氏

立命館大学経済学部卒業後、2003年楽天に入社。出店企業への売上拡大のためのコンサルティング提案を経験した後、2005年11月スタートトゥデイに入社。2008年4月から現職。現在は、プロモーション部ディレクターとして、日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」に加え、オープン型SNS「ZOZOPEOPLE」、全国のアパレルショップの店舗を探せる「ZOZONAVI」などを統括したポータルサイト「ZOZORESORT」のマーケティング及びプロモーション業務を統括している。

良品計画
web事業部長
奥谷 孝司 氏

1997年1月 良品計画入社。3年間の店舗経験の後、2年間取引先商社へ出向し、ドイツ駐在。家具、雑貨関連の商品開発、輸出入等貿易業務に従事。帰国後は世界のプロダクトデザイナーとのコラボレーションを手掛けるWorld MUJI企画を運営。2003年には良品計画初となるインハウスデザイナーを有する企画デザイン室を立ち上げメンバーとなる。2005年衣服雑貨部へ異動し、衣料雑貨のカテゴリーマネージャーとなり、現在定番商品であるかかとが90°の「足なり直角靴下」を開発しヒット商品となる。2010年2月web事業部長に就任。1995年8月 州立ワシントン大学(University of Washington)経済学部、および政治学部卒業。2010年3月 早稲田大学ビジネススクール(大学院商学研究科 専門職学位課程 ビジネス専攻)修了、経営学修士(MBA)取得。

モデレーター

多摩大学大学院 客員教授
本荘事務所代表 本荘 修二 氏

本荘事務所代表として、新事業、マーケティングやIT関係を中心に経営コンサルティングを手掛ける。多摩大学大学院(MBA)客員教授。リアルコム株式会社の社外取締役など、多くの企業のアドバイザーを務める。ボストン・コンサルティング・グループ、米国Computer Sciences Corp.にてビジネス・コンサルティングに携わった後、CSK/セガ・グループにおいて会長付・グループ戦略室マネジャーとして勤務。その後、IT分野に特化した投資会社General Atlantic LLC日本代表、リーマン・ブラザーズ証券 投資銀行本部 シニアヴァイスプレジデントを経て、現在に至る。総務省・携帯電話番号ポータビリティ研究会、経済産業省・産業構造審議会情報サービス・ソフトウェア小委員会委員、Web2.0 EXPO Tokyoアドバイザリーボード議長などを務める。東京大学工学部卒業、ペンシルベニア大学経営学修士、早稲田大学博士(学術:国際経営)。「エコシステム・マーケティング」(ファーストプレス、共著)、「大企業のウェブはなぜつまらないのか」(ダイヤモンド社)など著書多数。

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